はじめに
前回SynologyのNASの紹介をしました。
今回は、一番低価格なモデルである「DS120j」や「DS220j」などのCPUやメモリが貧弱なNASでの必須設定項目を扱っていきたいと思います。
設定のポイント
以下の2つの設定は必須かと思います。
1.ファイルの履歴機能は利用しない。
これも便利な機能ですが、過去バージョンに戻すなどの必要がなければ、切った方が良いと思います。そのまま利用すると容量が2倍程取られてしまいます。
2.インデックス機能は利用しない。
インデックス機能は便利ですが、低価格モデルはメモリが少ないため、動作がとても重くります。最悪フリーズしたかのようになってしまいます。
ファイルの履歴機能の停止
1.「Synology Drive Adminコンソール」を開き、「チームフォルダ」の中でバージョン管理しているフォルダを選択してから、「バージョン管理」を選択します。
2.一番上の「バージョンコントロールを有効にする」のチェックを外す。
インデックス機能の無効化
1.コントロールパネルから「タスクスケジューラー」を選択します。
2.「作成」>「予約タスク」>「ユーザー設定のスクリプト」を選択します。
3.タスク名は適当につけて、イベントは「ブートアップ」を選択します。
4.コマンドの部分に、以下のとおり記述します。
synoservice --disable pkgctl-SynoFinder
まとめ
いかがだったでしょうか?これでやっと普通に動くNASの完成って感じです。
お金の余裕のある方は、やはりグレードの高いNASをお勧めします。
他にも低価格モデルでのお勧め設定がありましたら、また紹介したいと思います。