はじめに
今回の記事にあるとおり、ある時突然サーバが強制的に再起動され、Windowsが起動しなくなってしまいました。
結論から言いますとRaidカードの故障だったのですが、今回はその経緯をお伝えしたいと思います。
Raidカードって、HDDの故障を想定して入れているのに、Raidカード自体が壊れてしまうと、どうしようもないですよね。
出ていた症状
サーバは、再起動を何度してもWindowsは起動せず、下記のような画面で止まってしまいます。つまりHDDの起動時のファイルが壊れ、起動時にWindowsが読めなくなっているって事です。
(Press ESC in 1-seconds to skip startup.nsh, any other key to continue.ってメッセージで止まります。)
HDDは認識しているので、コマンドで強制的に立ち上げてみました。
下記のコマンドを実行するとWindowsが立ち上がり始めます。
fs0:
cd \efi\boot
bootx64.efi
しかーし、途中で必ず強制再起動。何度やっても同じ。リカバリーモードにして立ち上げようとしても同じ結果でした。
原因は何だったのか?
サーバを分解してあげたところ、Raidカードのヒートシンクを止めているピンが、1本飛んで外れていました。プラスチックが劣化して、どこかへ飛んで行ってしまったようです。
一応、ピンだけ取り扱っていないか聞いたところ、「無い」と言われたので、
今回は、接着剤型のシリコングリスを買って取り付けることにしました。
買ったのはこれ。
・サンハヤト 1液型室温硬化タイプ固まる放熱用シリコン SCV22
・アイネックス グリスクリーナー IPA-CLN2
グリスクリーナーで、今あるグリスをきれいに取ってから、硬化型シリコンで取り付けてみました。
とりあえず、これで治っているはず。
まとめ
いかがだったでしょうか?Raidカードのヒートシンクが外れるって今まで初めての経験でした。一応Raidカードは修理しましたが、結局新しくカードも注文して、修理したのは今後の予備使おうと思います。
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