はじめに
今回は、久しぶりのラズパイ記事になります。
サーバー公開すると必要になるDDNSサービスの無料運用の仕方をご紹介したいと思います。
DDNSサービスとは、普通インターネットを繋げると、その接続元を特定する為に、番号がふられます。インターネットに契約して、インターネットに接続する場合、通信業者がランダムに番号をその都度貸してくれて、それを用いてインターネットに接続しているわけです。
しかし外から繋ぐためには、その端末を特定出来なければなりません。それでDDNSとは、そのようにランダムに変わる番号と、ドメインを関連付けるサービスです。
今回は、その中でも一番有名な「no-ip」というサービスを利用した方法を紹介したいと思います。
no-ipの登録
詳しくは、他のページをググってください。簡単な英語が分かれば、下記から登録できます。
無料での特徴としては・・・
・3つ利用可能。
・30日に1回WEBサイトにログインする必要あり。
(月1回ログインする作業がある為、今回は半自動ということにしています。)
ラズパイ(Raspberry Pi)へのインストール
では早速ラズパイにインストールしてみましょう。
1. noip DUCのインストール
wget http://www.noip.com/client/linux/noip-duc-linux.tar.gz
sudo tar zxvf noip-duc-linux.tar.gz
cd noip-2.1.9-1/
sudo make
sudo make install
・・・・
- 自動起動の設定
sudo cp debian.noip2.sh /etc/init.d/noip2
sudo chmod 755 /etc/init.d/noip2
- 設定ファイルに以下を追加
sudo nano /etc/rc.local
/etc/init.d/noip2 start
- 設定登録
$ sudo /etc/init.d/noip2 stop
$ sudo /usr/local/bin/noip2 -C
$ sudo /etc/init.d/noip2 start
以上終了です。
これで自分のIPが変わるたびに、ドメイン名との紐づけを自動的にしてくれます。
まとめ
いかがだったでしょうか?全て全自動してみたいのですが、またそれは次回という事で、今回は有名なno-ipサービスを紹介しました。
VPN公開するときも、WEBサービスを起動するときも、これを入れておけば、ドメイン名で簡単アクセス出来ちゃいます。自宅サーバを立てるためには、必須設定なので、ぜひ入れてみてください。