海外からTVer(ティーバー)を視聴する方法(その4)-VPN設定編

IT

はじめに

「その3」ではVPNのインストールまで出来ました。

今回は、最後のVPNの設定になります。特に難しい設定は無いと思いますので、最後まで頑張って下さい。

管理ソフトのインストールと設定

1.Softeherのダウンロードセンターにアクセスします。

2.下記スナップショットのとおり設定してください。

3.一番上のリンクをクリックし、ダウンロードします。

4.ダウンロードしたファイルを実行し、インストールします。
下記の画面で「SoftEther VPN サーバー管理マネージャ(管理ツールのみ)」を選択する以外は、画面の指示に従ってインストールしてください。

5.「SoftEther VPN Server Manager」を起動し、「新しい接続設定」をクリックします。

6.下記の通り設定し、「OK」をクリックします。

接続設定名適当で大丈夫
ホスト名その3で設定したIPアドレス
ポート番号443
管理用パスワード任意のもの

7.「接続」をクリックします。

8.パスワードは何も入れずに、「OK」をクリックします。

9.新しいパスワードを入力します。これは任意のもので構いません。

10.「リモートアクセス VPN サーバー」にチェックを入れ、「次へ」をクリックします。
※初期化されるとのメッセージが出ますが「はい」をクリックします。

11.「仮想HUB名」の入力が求められますが、そのままで構いません。そのまま「OK」をクリックします。

12.「割り当てられているダイナミックDNSホスト名」をメモっておいてください。その後「閉じる」をクリックします。

13.下記のとおり設定し、「OK」をクリックします。

L2TPサーバ機能を有効にする チェックする。
IPsec事前共通鍵任意のものを設定

14.「VPN Azureを無効にする」を選択し、「OK」をクリックします。

15.「ユーザーを作成する」をクリックします。

16.下記のとおり設定し、「OK」をクリックします。

ユーザ名任意のもの
例:Taro
認証方法パスワード認証
パスワード任意のもの
パスワードの確認入力上と同じ

17.ユーザが登録されたのを確認し、「閉じる」をクリックします。

18.「ローカルブリッジ設定」をクリックします。

19.下記のとおり設定し、「ローカルブリッジに追加」をクリックします。
※確認画面が出ますが「はい」をクリックします。

仮想HUBプルダウンから先ほど作った仮想HUBを選択する
新しいtapデバイスとのブリッジ接続選択する
新しいtapデバイス名tap0

20.TeraTermを起動し、Raspberry Piにアクセスしてください。(説明は省略します。分からない方はその2を参照。)

21.再起動します。

sudo reboot

ルーターの設定

外部からアクセスするには、受け口となる日本の家のインターネットの出口側のルータを抜けて通信出来るように設定しなければなりません。

設定内容

1.ブラウザからゲートウェイのアドレスを入力します。
例:http://192.168.0.1

2.ルータのユーザ名とパスワードを入力します。
※ルータにより画面が異なります。

3.静的ルーティング設定を開きます。
※ルータにより画面が異なります。例では「転送」がそれに当たります。

4.「新規追加」を選択し、下記の情報を入力し、「保存」します。2回同じ作業を行います。
※ルータにより画面が異なります。

1つ目

サービスポート500
IPアドレスラズパイのIP
内部ポート500
プロトコルUDP

2つ目

サービスポート4500
IPアドレスラズパイのIP
内部ポート4500
プロトコルUDP

使ってみよう

iPhoneの設定

1.「設定」「VPN」をタップします。

2.「VPN構成を追加」をタップします。

3.下記のとおり設定し、「完了」をタップします。

説明適当でいいです。
サーバーメモした「割り当てられているダイナミックDNSホスト名」
アカウント作成したユーザー名
パスワード作成したユーザーのパスワード
シークレット設定した「IPsec事前共通鍵」

まとめ

4回に渡っての設定でした。本当にお疲れ様でした。これで海外から日本にいるかのようにインターネットを自由に楽しめます。

TVerをはじめ、Amazonプライムビデオ、HuluやNetflixなどの動画も自由に楽しめますよ。
それでは良いネットライフを!!

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